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エラーコード 2026.02.22 更新

エラーコード111の原因と対処法|リセット方法を解説

給湯器のリモコンに「111」というエラーコードが表示されて、お湯が出なくなってしまった。そんなとき、どう対処すればよいのか分からず困っている方は多いのではないでしょうか。エラーコード111は「点火不良」を意味するコードで、ガスに火がつかない状態を示しています。この記事では、エラー111の原因と自分でできるリセット方法、そして修理や交換が必要なケースの判断基準を詳しく解説します。

エラーコード111とは?

エラーコード111は、給湯器が正常に点火できなかったときに表示されるエラーです。リンナイ・ノーリツ・パロマの主要3メーカーで共通して使われているコードで、いずれも「初期点火不良」を意味します。

給湯器は、蛇口をひねるとガスバーナーに点火してお湯を沸かす仕組みです。このとき、ガスの供給・点火装置の動作・炎の検知という3つのプロセスが正常に機能する必要があります。いずれかの工程に問題があると、給湯器は安全装置を作動させて点火を中断し、エラーコード111を表示します。

一時的な原因であれば、リセット操作で解消できるケースも少なくありません。ただし、繰り返し表示される場合は内部部品の劣化や故障が疑われるため、専門業者による点検が必要です。

ポイント
エラーコード111は、リンナイでは「111」、ノーリツでは「111」、パロマでは「111」と、主要メーカーで共通のコードです。メーカーが異なっても、基本的な原因と対処の方向性は同じです。

エラー111が表示される主な原因

エラーコード111が表示される原因は複数あります。ここでは代表的な5つの原因を解説します。

ガスの遮断・供給停止

最も多い原因のひとつが、ガスの供給が止まっていることです。地震や長時間のガス漏れ検知によってガスメーター(マイコンメーター)が自動的にガスを遮断している場合があります。また、ガスの元栓が閉まっている、ガス料金の未納により供給が止まっているといったケースもあります。

点火装置(イグナイター)の劣化

給湯器の点火にはイグナイターという部品が使われています。ライターの火花を飛ばす仕組みと同じ原理で、電気スパークによってガスに着火します。使用年数が長くなるとイグナイターが劣化し、十分な火花が飛ばなくなることで点火不良が発生します。

電装基板の故障

給湯器の制御を担う電装基板(制御基板)が故障すると、点火の指令が正常に送られなくなります。基板の故障は経年劣化のほか、落雷によるサージ電流が原因で発生することもあります。

ガス供給圧の低下

ガスの供給圧力が規定値を下回ると、バーナーに十分なガスが行き渡らず点火不良を起こします。寒冷地でのLPガス使用時や、近隣で同時に大量のガスが消費されている場合に起きやすい症状です。

排気経路の閉塞

給湯器の排気口に鳥の巣、枯れ葉、虫などが詰まると、排気が正常に行われず安全装置が作動して点火が中断されます。屋外設置の給湯器で特に発生しやすい原因です。

注意
ガス臭いと感じた場合は、リセット操作を行わないでください。窓を開けて換気し、火気を使用せず、速やかにガス会社の緊急連絡先に電話してください。

自分でできるリセット方法

エラーコード111は、ガスの遮断など一時的な原因であれば、以下のリセット手順で解消できる場合があります。特別な工具は不要で、どなたでも安全に行える操作です。

1
給湯器リモコンの電源をOFFにする
台所または浴室のリモコンの電源ボタンを押してOFFにします。エラー表示が消えることを確認してください。電源をOFFにしたら、そのまま1分ほど待ちます。
2
ガスメーター(マイコンメーター)を確認する
屋外のガスメーターを確認します。メーター前面の表示窓に赤いランプが点滅している場合は、ガスが遮断されています。ガスメーターは玄関横のパイプシャフト内、または建物外壁沿いに設置されていることが多いです。
3
ガスメーターの復帰ボタンを押す
赤いランプが点滅していた場合は、復帰ボタンを奥までしっかり押し込み、すぐに手を離します。ランプが再び点滅を始めたら、ガスを使わずに約3分間待ちます。この間にメーターが安全確認を行います。3分後にランプが消灯すれば、ガスの供給が復帰しています。
4
給湯器リモコンの電源をONにする
ガスの復帰を確認したら、リモコンの電源を再びONにします。エラー表示が消えていることを確認してください。
5
お湯を出して正常動作を確認する
台所の蛇口をひねってお湯を出し、正常にお湯が出るか確認します。リモコンにエラーが表示されず、設定温度どおりのお湯が出れば復旧完了です。他の蛇口(浴室・洗面台)でも同様に確認すると安心です。
ポイント
コンロなど他のガス機器も使えない場合は、ガスの供給自体が止まっている可能性が高いです。ガスメーターの復帰操作で解消するケースがほとんどです。

リセットしても直らない場合の原因

上記のリセット手順を試してもエラーコード111が再び表示される場合は、給湯器内部の部品に問題が発生している可能性があります。以下のような故障が考えられます。

イグナイターの劣化・摩耗

イグナイターは消耗部品のひとつで、使用回数に応じて徐々に性能が低下します。新品のときは力強い火花が飛びますが、劣化が進むとスパークが弱くなり、ガスに着火できなくなります。特に使用年数が7年を超えた給湯器で多く見られる症状です。

ガス電磁弁の故障

ガス電磁弁は、制御基板からの信号を受けてガスの流れを制御する部品です。この弁が正常に開かなくなると、バーナーにガスが供給されず点火できません。電磁弁の故障は、弁体の固着や内部コイルの断線が原因で起こります。

制御基板の故障

給湯器全体を制御する基板が故障すると、点火シーケンス(ガス供給→スパーク→炎検知の一連の流れ)が正常に実行されなくなります。基板の故障は、経年劣化、結露による腐食、落雷による過電圧など、複数の原因で発生します。

注意
給湯器の内部には高温部品やガス配管があります。カバーを外しての自己修理は、ガス漏れや一酸化炭素中毒の危険があるため絶対に行わないでください。内部の修理は必ず資格を持った専門業者に依頼しましょう。
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修理と交換の判断基準

エラーコード111で修理業者を呼んだとき、「修理で済むのか、交換すべきなのか」は多くの方が悩むポイントです。判断の目安は以下のとおりです。

使用年数10年が分かれ目

給湯器の設計上の標準使用期間は約10年です。メーカーもこの期間を基準に部品を設計しています。10年未満であれば部品交換による修理が合理的ですが、10年を超えている場合は、修理してもほかの部品が続けて故障するリスクが高くなります。

修理費用の目安

エラーコード111に関連する修理費用の目安は以下のとおりです。

修理内容 費用の目安(税込)
イグナイター交換 8,000〜15,000円
ガス電磁弁交換 15,000〜25,000円
制御基板交換 25,000〜35,000円

修理費用が3万円を超える場合、特に使用年数が10年前後の給湯器では、新しい給湯器への交換を検討したほうが長期的にはコストを抑えられるケースが多くなります。

交換を検討すべきサイン

以下に該当する場合は、修理よりも交換を検討することをおすすめします。

  • 使用年数が10年を超えている
  • 過去1〜2年の間に複数回修理している
  • 修理費用の見積もりが3万円を超えている
  • 異音や排気臭など、エラー以外の不調も見られる
  • メーカーから部品の供給終了を告げられた
ポイント
当社ではリンナイ・ノーリツ・パロマの正規販売店として、年間5,500台以上の施工実績があります。修理で済む場合は修理を、交換が妥当な場合は最適な機種をご提案します。商品・工事とも10年間の無料W保証付きで安心です。
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まとめ

エラーコード111は「点火不良」を意味する、給湯器で比較的よく見られるエラーです。ガスメーターの遮断など一時的な原因であれば、電源のOFF/ONとガスメーターの復帰操作で解消できます。

リセットしても繰り返しエラーが表示される場合は、イグナイターやガス電磁弁、制御基板といった内部部品の劣化・故障が考えられます。こうしたケースでは、無理に自分で対処しようとせず、専門業者に点検を依頼してください。

修理か交換かの判断は、使用年数10年を目安にするのが基本です。10年以上使用している場合は、修理費用と今後の故障リスクを考慮し、交換も視野に入れましょう。

当社では創業30年の実績と年間5,500台以上の施工経験をもとに、エラーの症状から最適な対応をご提案しています。24時間受付で、最短30分で駆けつけ対応が可能です。まずはお気軽にご相談ください。

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